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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-648  HANA-BI

  1. 2010/06/11(金) 23:00:00_
  2. 北野武
  3. _ comment:0
HANA-BI  1998年・日本



HANABI




 

.


2010年6月11日(金)  BSハイビジョン

監督  北野武
主演  北野武  (西・元刑事役)
     岸本加世子  (その妻役)

感想抜粋
岸本加世子がひとこともしゃべらないのに、うまくてビックリだよ☆
最後の最後に「ありがとう」「ごめんね」と喋った時の衝撃は
先日の「ラ・ジュテ」の動画に通じた。(知っていたんだね、夫がした事全部)
人間にとって、一番大切な言葉が、「ありがとう」なんだよ、
人間にとって、一番心を込める言葉が「ごめんね」なんだよ、。

最後の銃声二つ・・・
海を写したまま、そしてあの女の子がそれを見る、それはやっぱり幻覚・・・

待っていた刑事は後悔したかな? 多分していない、自分の元上司だもの。
銀行強盗、殺人、もちろん許される事ではないけど、捕まえたくなかったと思うよ、人情。

あ、やっぱり絵はたけしが描いたんだ! やっぱ天才だよね☆
花をモチーフにした作品、欲しいくらいだし、
最後の絵も良かった・・・。

この作品はベネチアで金獅子賞をとり(最高賞)一番評価が高いというけど、
ホント良い作品だった。
久石の音楽も心打つメロディ・・・

たけしの愛人の人も出ていて、そう下手でもなかったし、
蓮とか寺島とか大スターになってゆく前の、すごく良い感じ、たけしが引き出しているよね。

刑事の仕事は大変だと思っているけど、現実にこんな事が起こる事はあまり、というか、
ほぼ、ないけど、だからこそ映画としてフィクションとして、面白いし、心を打つし、
もちろん酷過ぎる暴力とかは嫌だけど、
なんというか、その合間合間にでてくる岸本のおだやかな微笑みや、
蛍や脚を失った後の蓮の立ち直ろうとする日々、そしてやっぱり難しいとくじけるシーン、自然、
渡辺哲のあの悪い感じも良いし・・・

何と言うか今年見た邦画の一番になります。
武の作品は座頭市とこれしか見ていないけど、どちらもグー、特にこの作品は凄かった☆
どちらも、ヨーロッパ受けすると思います。

あと、ナッシュの話が美化されていた事や、スペトラが踊る~の付属のような作品とか、
シャネルの映画がテレビ用だったと知り、ガックリ来て、
そんな中、この作品と、マンデラ~は凄い!
今夜、マンデラを見られるのだろうか?




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