映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-304  西鶴一代女

  1. 2014/04/16(水) 23:00:00_
  2. 溝口健二
  3. _ comment:0
西鶴一代女  1952年・日本




西鶴一代女




 
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2014年4月16日(水)  セルDVD

監督 溝口健二
主演 田中絹代 (春 役)

感想
「映画女優」を再見して、
この映画を見たいな~思い、買って見ました☆

台詞の聞き取りにくい50年代の邦画ですが、
溝口監督ですし、原作は内容は知らないけど有名ですし、
期待して見ました☆

・・・「雨月物語」ほどではないにしろ、出来の良い作品でした。
上映時間も長いし、戦後この作品でやっと立ち直ったらしい監督の
この作品にかける想いや、

多分、田中絹代という女優に対する想いも、爆発させたのではないかな~?と
思えるような出来栄えでした。

私の心をつかんだのは、そういうことではなく
(セットや助演陣やいろんな出来栄えも良かったですが)

私はこの「春」なる女性の流される運命を、
生きて生きて生き抜いて、自分の想いとは全然違う方向に向いてしまう
でも生きて生きて生き抜く・・・

その姿に、人間とはこうあるモノだということと、
自分自身が思い通りにならない運命の道を歩んでいるような気がしているので
まぁ共感というか・・・普遍性を感じました。

ラスト、乞食?になって、ああして一軒ずつまわること・・・
そこにたどり着くまでの沢山のエピソード、
ご自身に思い当たることがない場合、散漫になるという印象が残る
人も多いかもしれないけど、

私的には、
竹やぶで自殺しようとして出来なかったシーン
我が子をひと目見たくて道端から覗き込んでいるシーン
「映画女優」のラストにあった化け猫のシーンが
特にこころに残りました。

上手にやれば「お腹さま」で生きてゆけたのに・・・
この時代に合わない心根だったのでしょうね~。

そして一瞬だったけど、普通の商人と結婚した暮らしの幸せ、
あれが、(この世的な)幸いとは本当にいつ壊れるか分からないモノと、
以下省略。




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