映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1221  天地明察

  1. 2017/01/03(火) 23:30:00_
  2. 滝田洋二郎
  3. _ comment:4
天地明察  2012年・日本



天地明察





 
.


2017年1月3日(火)  日本映画専門チャンネル

監督 滝田洋二郎
主演 岡田准一 (安井算哲 → 渋川春海 役)

感想
いやはや、囲碁に天文、私的にグッとつかまれ、
目をらんらんと2時間ちょっと楽しみました☆


序盤の「初手・天元」の試合、
あれって「ヒカ碁」でもありましたよね~!


ヒカルだったか、アキラだったか、もしかしたら佐為先生だったか・・・
その時にやっぱり「天元は宇宙の中心、北極星」的な発言もありましたよね~!
(碁盤は宇宙だという言葉も・・・)

すごく懐かしかったし、漫画の方が史実を真似たというか
オマージュだったんだろうな~って思いました。

あと、主人公が日本中をあぁして歩いたのが本当の事実かどうか知らないし、
この映画のそういういろんなこと、
最後に「原作や事実とは違う」と断る以上に「ほぼ創作」のような気がしても、
まあそれならそうで、フィクションで見れば良いように思いましたが、

実際「コズミックフロント NEXT」をずっと見ているので、
それまでの考え方 (たとえば地動説) を教会や世間が守り、
頑として受け入れられなかった他の考え (たとえば天動説) を
自分の研究で確信し、存命中に発表した (けど、やっぱり受け入れられなかった)

コペルニクスやケプラーの回が好きで何回も見た私としては
主人公がきっと彼ら同様に真摯に生きたに違いないと
(この映画はいまいちだけど)
この映画をすり抜けて見えたようで嬉しかったし、

その番組の年末最後の回で見た
間宮林蔵の地図作りを建前にした本当は天文学の追求だった、
あの数回の旅を思い、
時代が少し早かったけど、主人公は先輩だったんだなぁとか思いました。

そんなわけで、佐為先生や、コズミックフロントを思いながら見た作品でして、
実際大袈裟すぎるすべての流れや、出来事、きっと大嘘と思えたことが多過ぎて、

囲碁や天文に興味のない人には
つまらない映画だっただろうな、と思いました。

岡田君はいつも通りで、ほぼ何でもそつなくこなすけど、
もうちょっとお顔の良くない?俳優の方が似合ったように思うし、
宮崎はミスキャストで、ああいう役柄なら・・・
そうですね、もう少し年齢の上の女優が良いと思いました。
(童顔でもう役柄がない感じ、致命的では?)

その他の役柄、まあまあでしたが、
すごく良かった人はいませんでした。
道策役の横山裕に、ちゃんとした演技ができるんだと
ビックリしたくらいかな?

江戸時代は長いから、
道策から秀策へと、
春海から林蔵へと
受け継がれていったことが素晴らしかったように思いました。


エンドロールで
暦や天文の素晴らしさを謳っているかのようでしたが
いまひとつ胸に来なかったですね。。。


演出がまずかったんだと思うし、内容でクドクドやったところを削って、
最終盤に現在の平成の御代の庶民の暮らしを映しつつ
暦の価値を分からせてくれた方が良かったのにって思いました。


とても良い素材が、
結局は凡作で終わってしまいました、残念!





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comment

こちらへ

  1. 2017/01/24(火) 16:45:49 |
  2. URL |
  3. しずく
  4. [ 編集 ]
ミッドナイト イン パリの感想は書いていらっしやらないのですね。
残念!

本作は沖方丁の原作があまりに良かったので観ませんでした。
佳い原作のイメージを映画で壊してもらったら困るので、原作が良かった物は観ない様にしています。
miriさんの感想を読ませてもらったところ観なくて正解だったかな!?(笑)

Re: こちらへ

  1. 2017/01/24(火) 19:19:34 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
しずくさん、こんばんは☆
コメントを有難うございます☆

> ミッドナイト イン パリの感想は書いていらっしやらないのですね。
> 残念!

いつも自分のワード文書には書いてあるのですが
その映画の場合は、詳しくは書いていないようです。
下記のマミイさんの記事へのコメントを
もし良かったら読んで頂ければ・・・と思います☆

http://ma3my.seesaa.net/article/370310652.html

残念ながら、ブログ更新はお休み中のようですね。。。

> 本作は沖方丁の原作があまりに良かったので観ませんでした。
> 佳い原作のイメージを映画で壊してもらったら困るので、原作が良かった物は観ない様にしています。

しずくさんは読書家でいらっしゃるから。。。
私は今はもうあまり読書はしなくなりましたが、

大昔「早春物語」というのを、読んでから見たら、もう全然違ってて、びっくり仰天!
それ以降、原作と映画は別物だと思って見るように努めています。

この映画は、原作は読んでいないので、まっさらな気持ちで見ました♪

> miriさんの感想を読ませてもらったところ観なくて正解だったかな!?(笑)

それはどうでしょうか?
私には何とも・・・

ただ、私は囲碁と天文と両方好きなのでけっこう楽しめました。
もうちょっと短くして、エンドロールを生かせたら
すごく良くなったと思っています。

多分、きっと、しずくさんの大切な時間をさいてまで
見ていただくような作品ではないかもしれません(笑)。


.

書き忘れてた!

  1. 2017/01/25(水) 14:24:23 |
  2. URL |
  3. しずく
  4. [ 編集 ]
映画には主人公が算術の問題を神社の絵馬に書く件があったのでしょうか?
当時、算術の難問を神社の絵馬として奉納する習慣があり、解付きや解を求めるものもあり、解が正しい場合出題者などが「明察」と添え書きをしていた・・・。
そこでキーポイントとなる人物2人と知りあいましたよね。
私にはそこもとても印象的でした。
というのは、同時期に読んだ「知らない町」にも似た記述があったからなの!

http://blog.goo.ne.jp/33bamboo/e/0a8f4261a4c8634cd1134bd8e8caa053

↑上記に、算術の問題を描いた絵馬を紹介し深く感動したのを思い出しました。
とてもこんな緩い時間の流れに憧れます!

空き家になっているマミイさんのブログも今朝訪ねました!
いやあ、下敷きとなった?作品を御二方ともご存じで脱帽。
観る機会があったら是非鑑賞したいものです。

Re: 書き忘れてた!

  1. 2017/01/25(水) 14:50:14 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
しずくさん、再びのお出ましを有難うございます☆

> 映画には主人公が算術の問題を神社の絵馬に書く件があったのでしょうか?
> 当時、算術の難問を神社の絵馬として奉納する習慣があり、解付きや解を求めるものもあり、解が正しい場合出題者などが「明察」と添え書きをしていた・・・。
> そこでキーポイントとなる人物2人と知りあいましたよね。
> 私にはそこもとても印象的でした。
> というのは、同時期に読んだ「知らない町」にも似た記述があったからなの!

映画では「ファーストシーン」が、その神社でした。
その最初のシーンで妻になる女性と知り合い、(最初はただの知り合い)

難しい問題があってそれを出したのが関さんで、
主人公も関さんに問題を出しますが問題そのものが間違っていました。
でも、物語そのものには、関さんはあまり関係なかったです。
あれ?他の人かしら???

> http://blog.goo.ne.jp/33bamboo/e/0a8f4261a4c8634cd1134bd8e8caa053
>
> ↑上記に、算術の問題を描いた絵馬を紹介し深く感動したのを思い出しました。
> とてもこんな緩い時間の流れに憧れます!

読ませていただきました。
私はかなり昔に「たけしのコマ大数学科」で、それらの問題(絵馬)を見たことがあります。
もちろん、人が解くのを見ただけです(笑)。
好きな番組で長い間見ていました・・・とても懐かしいです☆

> 空き家になっているマミイさんのブログも今朝訪ねました!
> いやあ、下敷きとなった?作品を御二方ともご存じで脱帽。
> 観る機会があったら是非鑑賞したいものです。

「夜ごとの美女」は、下敷きとはなっていなかったのですが、
あちらの世界での最初の感じがちょっと似ていました。

ルネ・クレール監督で、ジェラール・フィリップの秀作です♪
今はレンタルDVDもあるのではないでしょうか?
ファンタジー企画にもピッタリな作品です。
機会があれば、是非どうぞ~!

追伸:今週の土曜日にBS12で「ミッドナイト・イン・パリ」
オンエアするみたいですね~!
再見するかも~?(笑)


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