映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1106  寒い国から帰ったスパイ

  1. 2016/06/19(日) 23:30:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:6
THE SPY WHO CAME IN FROM THE COLD  (寒い国から帰ったスパイ) 
1965年・アメリカ



寒い国から帰ったスパイ




 
.


2016年6月19日(日)  BS3 

原作 ジョン・ル・カレ
監督 マーテイン・リット
主演 リチャード・バートン

感想
もちろん同じ原作者とは知っていたけど、
途中で「ジョージ・スマイリー」なる人物が出てきて、仰天しました!
しかも、そのルックスが!!!



でも後でネットで見たら、こちらの方が正しいようで(笑)。
この映画では、脇役でした・・・出番は少ないけど、重要な☆

まぁスマイリーさんはおいといて、この映画、私のようなモノには難しかったけど
後半になるにつれ、最終盤になるにつれ、そしてラストシーンになって・・・
どんどんどんどん、深く面白く感じました☆


ヒロインの、クレア・ブルームさんって名前聞いたことあるな~と思ったら、
「ライムライト」のヒロインで、本当に驚きました!
ちょっとお姉さんになって、共産党員で、まっすぐで、愛情を持っていて、
そして・・・の役柄を本当に上手に演じていました♪


主人公のバートンですが、あんまり好感ではない俳優でしたが、
この映画は素晴らしかった!
リズの影がチラともせず、最後の方の「スパイとはこういうものだ」という
独白、そしてラストシーンに繋がる“愛情”を持っている人間を、
私には切羽詰まって、鬼気迫って、存在感と言うモノを見せつけられたように思いました。


もし若かったら、きっとル・カレさんの本を読んだと思います。
残念ながら今の私にはかなり難しいけど、
この映画の原作は、「裏切りのサーカス」の原作よりきっとずっと面白いと思います。


1965年・・・最近作られてもある程度の作品には
なったでしょうけど、やっぱり冷戦真っただ中、の
製作年、差し迫ったモノを感じますね~。


あの映画では「コントロール」と呼んでいたその立場上の名前が
こちらでは「監理官」となっていました。
その方が良いように思いました☆


助演のオスカー・ウエルナーさん、相変わらず素敵でした♪
あと、憎たらしい役柄のペーター・ヴァン・アイクさん、全然知らなかった俳優さんですが
今回の役柄は、ピッタリで、マジそういう人間か?と思うほどでした。


“スパイとは、下品で惨めな人間が自警団気取りをしているだけ”
一般的なカッコイイスパイ像は、この映画では全然感じられず、
そしてそれが正解なのだと、納得して見終わりました。




<<“枚方 T-SITE” に 行って来ました。。。 | BLOG TOP | 5-1105  みんなのアムステルダム国立美術館へ >>

comment

管理人のみ閲覧できます

  1. 2016/06/23(木) 10:59:51 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

  1. 2016/06/23(木) 11:28:06 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

追伸2

  1. 2016/06/23(木) 11:59:09 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
すいません、何度も(汗)

ロートレック
〉あの時は、まだ無名に近かったと聞いてます。
あと数年後なら、かなりの値が付いたとか。

「寒い国から帰ったスパイ」
〉タイトルは知っていたけど「裏切りのサーカス」の方の原作なんですね。
今、チョットfilmarksを覗いてみたら、皆、バートンが素晴らしいと。
作品評価も悪くないし、リストに入れておきます。

鉦鼓亭さん、こんにちは☆

  1. 2016/06/23(木) 13:42:29 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 只、この作品は恋愛至上主義の二人を、あくまで美しく詩的に描くのが目的で、このエピソードも本当か嘘かは監督にとって左程問題では無く、死への逃避行という物語に強目のアクセントを付けた、という事じゃないのでしょうか。
>少なくとも、僕はそう思っています。

おっしゃるとおりですネ~
なので妻子の件はどうでも良いのかもしれませんが

私の記憶では、あのお友達の方が一緒に3人を連れて来られ、
ほんの少しですが、家族4人だけでお話したり遊ぶ時間があったのですけどね~?

>ちょっと気になり、所持してるDVDのパッケージを見れば87分と書いてある、

私の借りたレンタルVHSの長さは90分で、
(数分の事ですが)今回見たオンエアは87分、
同じ87分ですので、内容は、全部きっと
鉦鼓亭さんがお持ちのDVDと同じなのだと思います☆

もし、私の記憶が正しければ、
DVDなったときに、その部分はカットされたのかもしれませんね?

でも、結局、私の記憶違いかもしれません・・・
お騒がせして、申し訳ございませんでした・・・。
色々と書いて下さり、有難うございました☆

> ロートレック
> 〉あの時は、まだ無名に近かったと聞いてます。
> あと数年後なら、かなりの値が付いたとか。

ハイ、そうなんです・・・
ただ私は「赤い風車」という映画を見る前と後では、あの絵・・・
足の不自由な画家にパリのカフェで描いてもらったという、
その言葉の意味が分かったので、嬉しかったという、それだけの事でした。
すみません、自分のことで・・・。

> 「寒い国から帰ったスパイ」
> 〉タイトルは知っていたけど「裏切りのサーカス」の方の原作なんですね。
> 今、チョットfilmarksを覗いてみたら、皆、バートンが素晴らしいと。
> 作品評価も悪くないし、リストに入れておきます。

この映画は、今現在DVDにはなっていないし、
今回NHKでオンエアがあったので見られましたが、
けっこうな内容で・・・民放ではオンエアしないかもしれませんね~?

今調べたら、私の利用しているレンタルVHSにはありました。
セルもありますが、中古の割りにお高いですネ~
そんな感じです☆


.

ありがとうございます

  1. 2016/07/06(水) 00:06:48 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 miriさん、こんばんは

(クレア・ブルーム)役柄を本当に上手に演じていました♪
>地味に好演してました、良かったです。

一般的なカッコイイスパイ像は、この映画では全然感じられず、
そしてそれが正解なのだと
>スパイ戦としてのリアリティが素晴らしい。
歳のせいか、ハリウッド系の派手なドンパチには飽き飽きしてるんです。
「裏切りのサーカス」とか本作が現在の僕の好みです。
(同じ作者で「みじかくも~」のヒロイン、ピアが出てる「鏡の国の戦争」も気にはなるのですが(ピア絡みで)、どうも凡作らしく食指が動きません(笑))

良い作品を観るチャンスを頂き、感謝しています。

Re: ありがとうございます

  1. 2016/07/06(水) 13:01:40 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、こんにちは☆
コメントを有難うございます☆

> >地味に好演してました、良かったです。

地味、というのがこの作品のキーワードでしょうか?
彼女の存在は、でも、ちょっとイイ感じのスパイスになってはいましたよね~!

> >スパイ戦としてのリアリティが素晴らしい。
> 歳のせいか、ハリウッド系の派手なドンパチには飽き飽きしてるんです。

リアルですよね~って知らない世界ですが、そう想像されますよね~!
ドンパチは、でも、暗い気分の時などに、何も考えずに見られて
良い場合もあると思います(笑)。

> 「裏切りのサーカス」とか本作が現在の僕の好みです。

こちらの作品の方が(私は)小説としては面白いように思ってしまったのは、
やはりあの作品の重要な登場人物が、男女ともに愛せる人間だというのが
どうにもこうにも反則技のように思ったからだと思います。
でも、もちろん、どちらも素晴らしいと思います、きっと原作も☆

> (同じ作者で「みじかくも~」のヒロイン、ピアが出てる「鏡の国の戦争」も気にはなるのですが(ピア絡みで)、どうも凡作らしく食指が動きません(笑))

調べたら普通にDVDがあって、楽天でもレンタルできるようです。
いつか企画のついでにでも借りる事があれば見たいように思います。
知らなかった作品を教えて下さり、有難うございます!

> 良い作品を観るチャンスを頂き、感謝しています。

いえいえ、良い鑑賞になられたようで、本当に良かったです♪
またお話いたしましょうね~!

あ、そうそう、ピーター・フォークさんは、何を鑑賞されるのですか?
お忙しいと思いますが、またゆっくりと記事をお待ちしていますね~!


.
 
 管理者にだけ表示を許可する
 


このブログ内の検索フォームです

私のプロフィールです 

miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

ブログを続けることで目指しているのは
take it easy です☆

ネタばれについての、お知らせです。

感想文の中で映画の内容について深く触れている場合は、必ず大きな色文字でお知らせしています。 また、感想文の途中の一部分のみのネタばれの場合は、白抜きの隠し文字(反転で読めます)にしてあります。 ただ、申し訳ありませんがその白隠し文字は携帯(スマホ)では見えてしまいます(ペコリ)。 最後に、2008年以前の文章については、配慮はしてありません(ペコリ)。

カテゴリです❀

1975年からの記録(記事追加中です)

« 2017 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -