映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1102  人生は四十二から

  1. 2016/06/15(水) 23:00:00_
  2. レオ・マッケリー
  3. _ comment:0
RUGGLES OF RED GAP  (人生は四十二から)  1935年・アメリカ



人生は四十二から




 
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2016年6月15日(水)  レンタルVHS

監督 レオ・マッケリー
主演 チャールズ・ロートン

感想
いや~良い映画でした~!


コメディという事になっているけど、それだけではない
あったかい・・・古き良き時代の、という事でしょうね~!

この監督作品は好感なのが多いけど、この作品が一番です☆
ロートンさんの芸達者も、あれこれの映画で素晴らしかったけど
この映画、サイコーです♪

主人公の “目” が面白いんですよね・・・
イギリスの 『卿』 という地位がどんなものか分かりませんが、
結構なご身分と思われる、その人の執事(兼いろいろ)として
あの “目” で、ポーカーフェイスして、さっと動く、
あれには専業主婦も真っ青、凄い気働きです☆

そして1908年という時期のアメリカ西部の田舎では
もうほとんど西部劇の感じはないけど、まだまだイギリスなんかから見ると
野蛮な国・地域で、そこへ行くとなったときに、
インディアンを思い浮かべるのは仕方ないな~って感じでした・笑。

アメリカは奴隷制度は終わっていて、黒人もアジア人もお屋敷で働いていて、
でもその中にイギリス風の執事は合わなくて、言葉ではどう言おうと
召使的な、雇う方の気持ちが、誤魔化されずに伝わってきましたよね~笑。

そして誤解され大切にされ、そのように振舞う毎日の中、
たった一人、意地悪人間を除いて、主人公を皆がよく理解し、

リンカーン本人もあのように小声でつぶやいたという
ゲティスバーグでの演説を、その国の人が誰も知らない中、


本で読んで知った通りに一人つぶやき、
皆が集まる・・・聞き入る・・・
この映画の中の象徴的なシークエンスで素晴らしかったです。



そしてあの未亡人と、最初から心安く、何のこだわりもお互い持たぬまま
こころが触れ合っている事にさえ気付かないまま、
レストランでの♪君は良い人~♪みたいな歌の中、
あぁ2人は結婚するのだ、一緒にレストランをやっていくのだと
ハッキリと分かる、いかにもそれらしい、これが正解的な
ハッピーエンドで、素敵でした☆

その他、 『卿』 と歌手の一目ぼれ云々は、 『卿』 が独身と知らなかったから仰天したけど
まぁそんなものか?と受け入れられたし、

あの夫婦、特に妻のヨーロッパかぶれ的な?地位の高いモノにくっつく根性というか?
歌手を蔑んでいたのに、婚約を聞き、コロッと・・・笑)
あの頃のあの場所ではそれがスマートなファッションリーダーだったのでしょうね~笑。

おばあちゃんもカッコ良い人でした!
よく笑って、その笑いの内容が、鑑賞者にはよく分かるので・笑。。。

町の皆さんは西部劇崩れの男性陣と、ファッションリーダーに続きたい女性陣と
監督の冷やかし目線も入っているのかな?って思いました。


それにしても最初の舞台がパリだなんて、
英語でイギリス人とアメリカ人で、
後半の展開からすると信じられない設定で、
振り返ると、本当に面白かったです☆



気持ちの良い作品で、どなたさまにもお薦めで~す!




*************************************





「人の決断と将来は当人に委ねられている」


その台詞が示している、この映画の内容は、
今現代でもそれぞれの鑑賞者の胸に響くのではないでしょうか?

主演のチャールズ・ロートンさんの他、

アメリカ人夫妻役の
チャーリー・ラグルズさん と メアリー・ボランドさん

未亡人で主人公と新しい人生を歩む女性役の
ザス・ピッツさん

『卿』 
ローランド・ヤングさん

歌手
レイラ・ハイアムズさん

皆さん本当にお上手でした☆
それらしいというのかな? もちろん俳優だから当たり前なのでしょうけど
この映画のあの町に、本当に生きているかのようでした。

1930年代の良いフランス映画は ある程度知っていますが、
その年代のアメリカ映画でココまで良かったのは珍しいので、
ついつい長話になりました。。。




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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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