映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1061  暗い日曜日

  1. 2016/05/03(火) 23:00:00_
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  3. _ comment:2
Ein Lied von Liebe und Tod  (暗い日曜日)  1999年・ドイツ/ハンガリー



暗い日曜日




 
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2016年5月3日(火)  ザ・シネマ

監督 ロルフ・シューベル
主演 3人と1人でしょうね~。。。 

感想
けっこういくつかの問題が絡んでいて、まぁ良かった方ですが、
監督さんの名前を知らなかったので調べたら、
この作品以外は、いまいちだった「命をつなぐバイオリン」の脚本だけで、


よっぽどナチスに恨みがあるんだろうな~と思いました。


「暗い日曜日」という歌のことは何となく知っていたけど
この作品はその誕生秘話・・・を、完全なフィクションでアップした作品です。
実話がこれでは、怖いです(笑)。

ラストの2分間に驚かされますよね~誰もが・・・
そして私のように、エンドロールが終わったら、最初に戻して見てしまう人間が出ます(笑)。
美しい髪飾りと、誰かにそっくりな誰かで、ものすごいインパクト!

1999年製作なので、それが現在形だと思うけど、
それまでも東の国はたくさんの試練あったのですものね~
そうやって戦後を生き抜くだけでも凄い事なのにね・・・




以下、未見の方は、ご注意ください!




**********************************



まず単純に、ふたりの男性とそうなれるか?と思うと、普通の一般の女性は無理だと思うし、
もちろん私もそうですし、嫌悪感しか感じないのですが、
この映画は実に上手に作っていて、

あの彼女なら、庇護者としての夫・・・年齢が離れていて、お金儲けが上手・・・と
身体だけではなく、心底から愛する彼と、多分大丈夫なんだろうな~と
思えるように映してゆきます。

それはハンスなる化け物がナチスの制服着て帰って来た時に
寒気しかしない、誰でも良いわけではなく、


その二人だからと、
何となく納得できるようになっていますよね~。



私はハンスは、ものすごくシンプルに、ラズロに嫉妬していただけ、
そして一度そうしてみたかった事をして、夫婦二人ともを地獄へ落とす・・・
それは自分が自殺未遂をした事を知られたくなかったからだけ・・・

化け物は、ユダヤ人から奪ったあの宝石のネックレスを、
自分の80歳のBDパーテイに妻に着けさせていた・・・と言う事は、
ずっと長年そうしてきたのだということで、
ユダヤ人を1000人助けた将校と言われるように振舞っていたのが
本当に恐ろしいと思いました。。。

ピアノ弾きは、まぁマトモな感性をあのとき取り戻したから
自分を撃ったのだと思いますよ~いやマジ遅かったくらいで
ハンスさんの良い機会で(笑)。。。


人間を取り戻して死んだピアノ弾き、
そうしたかったのに間に合わなかったラズロ、
ナチス内部に居て、戦後ドイツを見続けていたハンス、


やっぱり一番強いのは、イロナ、というか、
母性、なのだとしみじみ思いました。


あの時、お墓に行った時にお腹が大きくなかったら
いくら彼女でも1999年まで粘れなかったような気がしました。

息子をどうやって育てたとか疑問は残るけど、
まぁ映画なのであれで良かったように思います。
復讐というよりは、ごく自然な成り行きのように思いますね~。

で、イロナ役の女優さんの裸ばっかり思いだしてほしくないけど
男性陣にはそうなってしまうのかもね~?

私はあの駅のホームのラズロの目と、
ラスト2分間が、忘れられず、
そのあと、あの3人の気持ちの悪い関係を思い出し、仕方ないような気持ちになる
そんな作品になりました。

エンドロールの歌やタイトルは英語ではない方が良いのにな~と思いました。
ザ・シネマさん、そこんとこ、よろしく!




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comment

若い頃に一度見ました

  1. 2016/05/10(火) 10:56:17 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
タイトルと陰気なピアノの曲だけは印象に残ってますね~。フィクションだったんですか(当たり前か)。
いつか再見したい作品で、ちょうど内容がすっからかんになっているところなので、ネタバレ感想は読まないでおきますね。
監督さんのナチス嫌いと、ラストの驚きを楽しみにとっておきますね♪

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2016/05/10(火) 13:02:15 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 若い頃に一度見ました

おぉ~! 流石宵乃さん、見てらっしゃった☆
若い頃・・・今もお若いですが、つまりは青春の頃かな?
それは刺激的だった事でせう!!!

> タイトルと陰気なピアノの曲だけは印象に残ってますね~。フィクションだったんですか(当たり前か)。

タイトルとあの曲は残ると思います♪
そうなんですよ、フィクションなんです!
これが実話では、おおおお恐ろし~いので、実話でなくて本当に良かったです♪

> いつか再見したい作品で、ちょうど内容がすっからかんになっているところなので、ネタバレ感想は読まないでおきますね。
> 監督さんのナチス嫌いと、ラストの驚きを楽しみにとっておきますね♪

ハイ、是非、大人になられた宵乃さんの目でご鑑賞くださいませ~!
私もお話できる日が来るのを、楽しみにしています☆☆☆


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