映画鑑賞の記録

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5-1003  愛すれど心さびしく

  1. 2016/02/16(火) 22:30:00_
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The Heart Is a Lonely Hunter (愛すれど心さびしく) 1968年・アメリカ



愛すれど心さびしく




 
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2016年2月16日(火)  レンタルVHS

監督 ロバート・エリス・ミラー
主演 アラン・アーキン

感想
アラン・アーキンは、何をやってもうまいけど、
この映画が一番だと思います、いまのところ☆



彼の手話に字幕を付けなかったのが大正解で、
見ていると何となくだけど意味も分かるし、何より伝わってきました。
読唇術、の演技もわざとらしくなく、本当に聞こえない人だと思えました。



以下、未見の方はご注意ください☆



なお、この作品についての、ウイキペディアとallcinemaの あらすじ情報は、
間違っています
ので、もし見られる場合は、ご参考になさらないでくださいね~!



*************************************



彼の演じたシンガー氏ですが、説明がないのでアレですが、
宝石の彫金って、そんなに儲かるんでしょうか?
まぁ支出が少なかったことは想像できますが、
引っ越し以降、お仕事をしている描写がなかったので
貯金取り崩して、他人の為に生きるような描き方は、
ちょっと甘いんではなかったでしょうか?
まぁ50年くらい前の映画なので、今の判断では厳しいかもしれないけど・・・

そう、私がまだ小さい頃の(あの家の男の子くらいの年齢だった)時代なので
倫理観とか、いろいろと違ったでしょうし、
南部のまだ白黒人種の色々があった時期で(この町では特に激しくはない)
今の私からは想像つかない事も多いと思いますが・・・

あれは絶対にダメでしょう?
あれ → 間借りしていた部屋のベッドで拳銃自殺というのは、次の借り手もつかなくなるし
いくら分別を失っていたとしても、この人物のする事とはとても思えない!
公園あたりでやってほしかった。
あ、死んだ理由は、ミックに手を振りほどかれたからではないと思いますよ~。
絶対に違う、引き金にすらならなかったよね。

でも、あの、歩きながら、手話を手の下の方でしながら、
誰にもそれをぶつけられない事が、本当にお気の毒で・・・

きっと小さい頃からそうして生きて生きたんだろうね、
賢くて、目が見えて、耳が聞こえない、そして
人の心を読んで、唇以上に読んで、先回りして生きて来たんだろうね・・・

まぁ仕方ないとして、範囲の狭い世界を描いて、知り合う人が皆、
彼にこころを開き、聞いてもらい、それぞれに生きてゆく・・・
そう、哀しい事ばかりで、この先も明るさの感じられない貧しい人々だけど、


でも、彼にもらった温かさは、
この先もずっと大切にできると思いました。
そういう意味では感動作です・・・。


ただ、色々と細かい点が気になって・・・
想像だけですが、親友との出会いは聾唖の学校?
でも知的障害児も一緒なのかな~?
あの最初の家を借りるにもけっこうなお金が?
弁護士と仲良かったしね・・・そういう信頼のある人だったんだよね・・・。

医者の一家は今後、お互いを大切にしあって
ガンで命が亡くなるまで、やってゆけると思います。
でも、夫が足を失って、父に死なれたら、メイドで二人で生きるのが精いっぱい、
子供は望めないのでしょうね~?

ミックの家だけど、赤ちゃんが途中から出てなくて「?」でした。
両親ともにミックを愛しているというけれど、アレではね~?
ミックは町を出てアトランタあたりで奨学金貰って学校行くべきだよね~
もちろん働きながらだけど、情熱があれば・・・。

そう、音楽への情熱は認めるけど、あの年齢でピアノも弾けないのでは
お話にならないし、それを悪友は分かりきってお金を取り、
兄は上手に騙して・・・(騙したのではないと思いたい気持ちもあるけど、無理)

そんなの(好きなモノへの情熱)は若い時だけ、
人生なんてこんなもの(自分の今の生活)よ、という
お母さんの言葉が一番哀しかった・・・
でもパーテイでは一張羅着ていたね・・・。

あ、今気付いた、流れ者の人、ホントに彼のお陰だったのに
一度もチェスをしなかったことに、この映画の全体が簡単に現われていたんだね・・・。


色々といきとどかない表現はあったけど、
温かさとかは理屈抜きで、
今現在見ても、多くの人の心に届くと思います☆





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