映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


☆ 再見 ラスト・シュ―ティスト ☆

  1. 2015/10/17(土) 05:55:00_
  2. ドン・シーゲル
  3. _ comment:4
再見 THE SHOOTIST (ラスト・シューティスト) 1977年・アメリカ



ラスト・シュ―テイスト




 
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2015年10月中旬  レンタルDVD

監督 ドン・シーゲル
主演 ジョン・ウェイン



感想の前に

初見は高校を卒業した直後の夏で、何というか、全然気に入らなかったようで、
滅茶苦茶な感想を書いてあるので、お恥ずかしいです。(こちら

しかも、前売り券を買っているので、自分から望んで「映画館で見た」らしく、
併映は何と 「チャップリンの独裁者」で (そっちを見たかったのかもしれないけど?)

この作品がウエインの遺作という事で楽しみにして見たらガックリだったようで、
とにかく、若かった小娘の感想は今回とは全く違うので・・・くどくどすみません、弁解でした。



感想


大昔に見た作品はなるべく再見しようとしているのですが、
この作品はなかなか探してもなくて、楽天でも人気でやっと借りられたって感じでした☆


それで、大変に良い作品でした、ビックリしました。
この監督の作品は大まかに言って男の映画で良い作品が多いのですが、
この作品もそれにたがわず、本当に良い作品でした♪



まず、ファーストシーンから続く、ウエインの演じたガンマン達の姿は
彼の歴史そのものであり、ハリウッドの西部劇の歴史そのものだったのですね~。

2009年以降、そういう映画をたくさん見てきたので分かった事です。
それらを知らなかった人間にはイミフだったのでしょうね・・・。

次に、ローレン・バコールがすっごく良い味を出していて、
ボギーが早く死んだからいつまでも働く羽目になったのではなく
やはりこの人は女優なんだな~としみじみ・・・。

特に最終盤の分かっている別れを、涙を隠して、
窓辺からそっと見送るところと、
本当のラストシーンの愛する息子を待って、一緒に帰宅する・・・
なかなか簡単そうでそうではないシーンだったと思います。

話の成行きでは、悪人3人の事が詳しく描かれていなかったので
ちょっと残念でしたが、長くなるしね・・・。

ジェームス・スチュワートの医者の言葉ですが、
「勇者だから」と言っただけですので、
初見時の私は深く読み違えたのか、それともそういう字幕になっていたのか?
結構 謎 です。

しかし流石にゲストアクターとか書いてあって、
一時期のハリウッドを別カテゴリー?で支えた二人の共演は、
バコールも含めて素晴らしく・・・

きっと私が若くて 「死」 がそんなに近くにあるとは 思いもしなかった時期なので、
変な見方しか出来なかったのでしょうね・・・


今の年齢になると、病気の説明から全て身に染みて・・・
そういう映画だと思います。


主人公の日付けを追っての数日間の描き方は良かったです。
特に最終日の墓石のところは、その数日前の葬儀屋とのあれこれと
対をなし、面白く笑わせて、やっぱり「死ぬのだ」という迫り方が凄かったです。

しかし酒場のオヤジはいったい誰だったんでしょうね~?
いくら頼まれたって絶対に他人の為にはやらないものね・・・
自分の為のあの行動だったんだよね~。

あの子(下宿屋の息子)が、それを撃った後に銃を捨てて良かったです。
年齢的に第2次世界大戦にはちょっと無理だったでしょうし、
第1次世界大戦はアメリカはいまいち人ごとだったからね~
きっと平穏に生きたと思いたいです。

そうそう、お馬のお世話の係の人、あの人も良かったし、
きっと戦争に関係なく生きてくれたと信じたいです☆


ホントにウェインの遺作として素晴らしい作品でした!


(若い時はその時なりの見方をしたので、それで良かったと思っていますが
 やはり“知らない”という事は、後で知ったときには、寂しい想いをするのですね~)




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comment

J・ウェイン

  1. 2015/10/17(土) 23:22:23 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 miriさん、こんばんは

今観ると良い作品ですか、僕も「観るリスト」に入れておきます。
(彼のラスト4作のうち2本は観てるのですが、これは未見です)

「11人のカーボーイ」で「初めてウェインが撃ち殺される」って宣伝してたのを憶えています。
僕が映画を観始めた頃、既に最晩年で背広姿の作品に出て話題になってましたね。
(勿論、TVで昔の作品は何本も見てました)
「マックQ」は酷かったけど、「ブラニガン」はそれなりに面白かった記憶があります。
J・ウェインのヤンキー丸出し刑事がスコットランド・ヤードへ来て、いかにもジョンブルなR・アッテンボローと共同で犯人捜査をする話。
直接組む相棒は「いつも心に太陽を」のJ・ギースン。(この頃はお行儀の良いスーザン・ジョージの雰囲気だった気が)
何で憶えてるかというと、正統派のバーテンが顔をしかめる「ボイラーメーカー」(単純にバーボンにビールを混ぜたるだけ)をこれで覚えたから。(笑)
確か、この映画の○○に使ってました。

僕は映画ファンですから、役者としてJ・ウェインは大好きです。
時代が求めていない事もありますが、日本に三船が出ないように、アメリカにもウェインみたいな役者は二度と出ないと思います。

直接、記事と関係ない話でスイマセン。

※英米人はウィスキーと単純に思ってたのが、イギリスはスコッチでアメリカはバーボンと知ったのは、もしかしたら、これが切っ掛けかも。(笑)

Re: J・ウェイン

  1. 2015/10/18(日) 14:50:00 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
祥鼓亭さん、こんにちは☆
コメントを有難うございます☆

> 今観ると良い作品ですか、僕も「観るリスト」に入れておきます。
> (彼のラスト4作のうち2本は観てるのですが、これは未見です)

今観ると良い作品というのは、若い人より年齢が上がった方がという意味なので
個人的に合わなかったらすみません。。。

> 「11人のカーボーイ」で「初めてウェインが撃ち殺される」って宣伝してたのを憶えています。
> 僕が映画を観始めた頃、既に最晩年で背広姿の作品に出て話題になってましたね。
> (勿論、TVで昔の作品は何本も見てました)
> 「マックQ」は酷かったけど、「ブラニガン」はそれなりに面白かった記憶があります。
> J・ウェインのヤンキー丸出し刑事がスコットランド・ヤードへ来て、いかにもジョンブルなR・アッテンボローと共同で犯人捜査をする話。

3作品とも未見なので、いつか参考にさせていただきますね♪

> 僕は映画ファンですから、役者としてJ・ウェインは大好きです。

あ、そうですか・・・
あの方、(多分多くの)女から見るとそんなに魅力はないのですよね~
嫌いではないけど・・・良い俳優さんだとは思うのですけどね~。

> 時代が求めていない事もありますが、日本に三船が出ないように、アメリカにもウェインみたいな役者は二度と出ないと思います。

全く同感です!
三船さんもそんなに好きではないけど、素晴らしい俳優だと特に最近になってから
つくづく・しみじみ思います・・・。


.

こんにちは。

  1. 2015/12/14(月) 07:40:11 |
  2. URL |
  3. 白くじら
  4. [ 編集 ]
懐かしい作品ですね。
学生時代当時、念願だったビデオを購入して、初めて録画した記念すべき映画です。
ジョン・ウェインは当時はそれほど好きな人ではありませんでしたが、西部劇の大御所としては有名で、その人の遺作ということで観ました。
当時ジョン・ウェインは癌におかされていたと聞いていて(どうやら撮影時は完治、後に再発らしいですが)、この映画内の役とダブってしまって、刻一刻とその日が迫ってくるのが怖かったです。

そしてラスト、まさかのバーテンダー…そしてあの子供が、そして銃を捨てる。その過程をジョン・ウェインが見ている。その表情が素晴らしかったと思います。

その後かな、いろいろとジョン・ウェインの映画を観るようになったのは。(^^)

ということで、長い間お邪魔しておりませんでしたが、またよろしくお願いいたします。

白くじらさん、こんにちは☆

  1. 2015/12/14(月) 09:10:25 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 懐かしい作品ですね。
> 学生時代当時、念願だったビデオを購入して、初めて録画した記念すべき映画です。
> ジョン・ウェインは当時はそれほど好きな人ではありませんでしたが、西部劇の大御所としては有名で、その人の遺作ということで観ました。

白くじらさんにとっても記念碑的な作品で、
私にとっても(ジョン・ウェインで映画館で見たのはこれだけ)そういう作品で、
それぞれ大切な作品で、嬉しいです♪

> 当時ジョン・ウェインは癌におかされていたと聞いていて(どうやら撮影時は完治、後に再発らしいですが)、この映画内の役とダブってしまって、刻一刻とその日が迫ってくるのが怖かったです。

そうでしたね~私はお亡くなりになったから見に行ったのですが、
当時と今とではそういう怖い気持ちが全然違ってきていますね~。

> そしてラスト、まさかのバーテンダー…そしてあの子供が、そして銃を捨てる。その過程をジョン・ウェインが見ている。その表情が素晴らしかったと思います。

本当にこんなに素晴らしい作品だったなんて
全然覚えていなかったけど、今度はもう忘れません!

> その後かな、いろいろとジョン・ウェインの映画を観るようになったのは。(^^)

そうでしたか~!
それなら、なおさら、大切な作品ですネ♪

> ということで、長い間お邪魔しておりませんでしたが、またよろしくお願いいたします。

こちらこそ、これからも末長く宜しくお願い致します(ペコリ)。

ブログは毎日ご訪問させて頂いていますが、新記事は未見作品ばかりで・・・
またコメントにお邪魔させていただきますね~!


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