映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-890  ファニーとアレクサンデル

  1. 2015/10/01(木) 23:00:00_
  2. イングマール・ベルイマン
  3. _ comment:4
Fanny och Alexander  (ファニーとアレクサンデル) 
1982年・スウェーデン / フランス / 西ドイツ



ファニーとアレクサンデル



久しぶりに、300分越えの映画を見ました☆




 
.


2015年10月1日(木)  イマジカ

監督 イングマール・ベルイマン
主演 バッティル・ギューヴェ (アレクサンデル 役)



全体の感想


この監督らしい美しさや残酷さや心情の描写の仕方、どれもこれも良かったです☆
ただ・・・まぁあんまり好きではない内容も一部あったので、最高とまでは思わないけど
映画的には多分素晴らしい作品だと思います。
オスカーやらなんやら、沢山賞を貰ったようですし・・・それも当然的な・・・。
あと、主演は、私はアレクサンデルとしか思えなかったのでそう書きました。

全編通じて、これは監督の実体験に違いないと思っています。
あ、家族の事は知らないのですが、あぁいう少年だったように思うのです・・・。
だったら、映画監督になって、美しいものを撮るしか、生きる道はなかったのでしょうね~。



【プロローグ】 悩むより楽しめ 約10分

感想
「死」や裸婦像が動いて面白かった。
子供はああいう想像するモノだものね☆



【第一部】 エグダール家のクリスマス (1907年) 約80分

感想
イブの夕方から始まり、晩餐へ・・・。
登場人物の紹介を兼ねている?わりにはちょっと分かりにくい(日本人なので・・・)・
~俳優の一家 俳優というか舞台関係、金持ち~
~母と夫、夫の母、夫の弟二人、その妻たち、孫の一人がアレクサンデル=監督~
~ファニーは妹、可愛い  あといとこたち 召使たち~

幻灯機が素敵だった。
椅子のお話も良かった。
人間関係が面白い。
クリスマスなので皆さん着飾って笑える、子供たちは素直ね☆
召使も同席でぎこちない感じ(毎年のことらしく自由な家風に驚く)。

明けてクリスマスに、美しい馬車で教会へ行く・・・息が凍る零下20度。
このような北欧のその日を見てしまったら、他の映画ではもう見られないな~って思いました。



【第二部】 亡霊 (翌1908年2月に父親が死ぬ) 約40分

感想
お別れのときにドアに入る前の親戚連中をふりかえる、その目・・・
母親の慟哭が、ものすごく怖かった(後で思うと、あれはその後の出来事への予感?)

父親の亡霊が出た!
少し若いお父さん・・・見つめるだけ、アレクサンデルも見つめ返すだけ。。。



【第三部】 崩壊 (1909年2月 一周忌) 約40分

感想

母の再婚、まさかの主教と!
(やっぱり若いお父さんが出てくる)

「三人身一つで来てほしい」以下の言い草、それで見抜けなかったエミリーの負けだね!

再婚式、アレクサンデルの怖い目 やはり父を見る・・・お互い見るだけ
残った人のいいたい放題 劇場前をとおる
「きっとすぐに戻ってくる」と言っている・・・盲目のエミリー・・・。

しかし、全く、ひどい、家だ・笑。



【第四部】 夏の出来事
 (1909年 夏) 約60分 

感想
主教館での出来事は思い出すのも嫌なので感想もスル―。
ただ、アレクサンデルが、前妻とその子供たちを見た事は、
嘘と本当、怖がらせる自分の心、事実は事故と思うし、
義父と息子というのは、やっぱりそうなると思うし、

遅かったけど気付いたエミリーが、元夫の母に言いに行けたのは良かった。
そこで召使マイの顛末を知り仰天!
二組の夫の弟夫妻の描写も・・・このあたり群像劇と言うのかな・・・

で、夫が母のところに来たのも良かった。
あれだけ年取って、いろんな経験していると、息子の死も一つ超越していたな~と・・・。



【第5部】 悪魔たち (1909年秋~冬) 約70分

感想
救出劇には、「魔術師」という映画を思い出さされました(笑)。
まぁとにかく良かった。

しかし救われた場所にもへんな奴が居たわ・・・11月で11歳というから9月頃か?
どこに行ってもアレクサンデルは、見えないものが見えるんだよね・・・。

全体的にタイトルのわりにファニーの出番は少ないけど
年少なのだからそれで良いように思いました。



【プロローグ】  (1909年のクリスマス) 約20分

感想
良かった、良かったの大団円に見せて、実は・・・の
主教さま~!オーノー!!

アレクサンデルは今後も、お父さんも主教さんも、その他色々と
目に見えない方々を見てゆくのでしょうね~。

エミリーと母、例の召使といとこの子、皆女性は強いなぁと、
今現在に通じるモノを感じました。




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comment

ベルイマン

  1. 2015/10/05(月) 09:23:02 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
miriさん、おはようございます

どうもベルイマンは苦手で。(汗〜5本くらい観てる)
この作品は未見ですが、一昨日「夏の遊び」を早稲田で観てきました。
或る夏の事件から悪魔によって(心の)時間を止められ、10数年後メフィストフェレスに封印を解かれ「夏の遊び」から解放される。
多分、そんな話じゃないかと思うのだけど、例によってイマイチ、ピンと来なかったです。
只、非常に美しいモノクロ作品で、若い二人のひと夏の煌めきも印象的でした。
併映は「第七の封印」だったのですが、次に難解なのを観るには気力、時間(22:30終了)とも・・・。(笑)

昨日は「さらば、友よ」(初見)に行ったのですが、何と「英語版」。
そんな事、何処にも書いてなかった(詳しく探せば有ったのかも)。
これ半分詐欺みたいなもの、始まって5分位、席を立とうか随分迷いました。
同じシャブリゾなら「狼は天使の匂い」の方が断然良いけど、ドロンとブロンソンの魅力は活かされてたと思います。
ホントにフランス語で観たかった。

Re: ベルイマン

  1. 2015/10/05(月) 10:44:16 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、こんにちは☆
いつもコメントを有難うございます☆

> どうもベルイマンは苦手で。(汗〜5本くらい観てる)
> この作品は未見ですが、一昨日「夏の遊び」を早稲田で観てきました。
> 或る夏の事件から悪魔によって(心の)時間を止められ、10数年後メフィストフェレスに封印を解かれ「夏の遊び」から解放される。
> 多分、そんな話じゃないかと思うのだけど、例によってイマイチ、ピンと来なかったです。
> 只、非常に美しいモノクロ作品で、若い二人のひと夏の煌めきも印象的でした。

変な人ですよね~笑。
でも、美しい映像はちょっと他の方にはない感じで
(ヴィスコンティ監督とはちょっと違う感じで)
淀川さんのせいで、嫌な作品見ても嫌いになれないので困っています・笑。

「夏の遊び」いつか見たいと思います。
本数が多くてね~ホント疲れます・笑。

> 併映は「第七の封印」だったのですが、次に難解なのを観るには気力、時間(22:30終了)とも・・・。(笑)

「第七の封印」は、全然と言って良いくらい難解ではないですよ~!
それは残念な・・・。
上映順が反対なら良かったのにね~!!!
いつか是非~☆

> 昨日は「さらば、友よ」(初見)に行ったのですが、何と「英語版」。
> そんな事、何処にも書いてなかった(詳しく探せば有ったのかも)。
> これ半分詐欺みたいなもの、始まって5分位、席を立とうか随分迷いました。
> 同じシャブリゾなら「狼は天使の匂い」の方が断然良いけど、ドロンとブロンソンの魅力は活かされてたと思います。
> ホントにフランス語で観たかった。

・・・5年前にNHK当時のBS2の衛星映画劇場のオンエアで見ましたが(そのとき初見)
保存もしていなから確認のしようがなく、
記憶が正確か?と問われると困りますが、英語でオンエアしていましたよ~。

ドロンが英語で喋っていた事だけは、間違いないです。
感想文にも書いてあるし、宵乃さんへのコメントにもかいてあるから・・・。

その作品、きっともともとはフランス語だったのでしょうけど?
私が見た(NHKが日本人全員に向けて放送した)のは、きっと、
鉦鼓亭さんが今回鑑賞されたのと同じだったように思いますが???

↓ これが私の感想文の冒頭3行です。

「長いこと見のがしていた作品で、見て良かった☆
 でも、勘違いしていて、もっと悲劇だと思い込んでいた。
 英語をしゃべるドロンで、フランスで英語を使うから、沈黙・・・。」


.

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