映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-884  血と怒りの河

  1. 2015/09/18(金) 23:00:00_
  2. シルヴィオ・ナリッツアーノ
  3. _ comment:2
9月の企画  
“一緒に「勝負映画」を観ませんか?”  の 作品です☆


(今回はこの作品だけの予定です)



BLUE  (血と怒りの河)  1968年・アメリカ



血と怒りの河




 
.


2015年9月18日(金)  BS3

監督 シルヴィオ・ナリッツアーノ
主演 テレンス・スタンプ



この映画のどこに「勝負」を感じたのかというと・・・。

この映画は、少し前に録画してあって、なかなか見られなかったのですが、
大まかなあらすじ(こちら)を読んだら、この企画に合いそうだったので 見ようと思ったのですが、
本当に勝負があるのかどうかは、見てのお楽しみでした(笑)。

鑑賞したら、実際、いくつもの「勝負」があって、驚きました!
この作品を見て良かった~♪




そして上記の視点から何を思ったのかというと・・・。


いくつもの勝負・・・

1:育ててくれた親(オルテガ)と 主人公(アメリカ名:ブルー/メキシコ名:アズール)との 勝負
2:メキシコの盗賊団(オルテガ一味)と アメリカの開拓者たち(村人)との 勝負
3:村ではけっこうイケてると思い込んでいた男(ジェス)と 主人公(または憧れていた女性)との 勝負
4:村の一般人たちと 主人公との 勝負
5:医者の娘(ジョアン)と 父親(ドク)との 勝負
6:主人公と 医者の娘との 勝負

まぁこのくらいでしょうか?
以下、感想文と一緒に書きます☆



感想

この映画は、とにかく色彩が美しくて、特に空の色が、青も夕暮れも素晴らしくて、
それだけで、私は負けてしまいました(笑)

あと、主人公の「台詞の少ない、宙ぶらりんの存在を感じさせる、クールな」感じも良かったですネ!
遠目で昔好きだった(今は好きではない)西島秀俊に似ていたので、
最後まで西島~!と思って見ました(笑)。

その主人公を演じた、テレンス・スタンプさんは、あれこれの映画で見ているようですが
特にどの映画の何役という印象がなくて・・・ごめんチャイ☆
今後はこの映画の印象が強くなると思います。

監督さんは「ジョージ―・ガール」だけ見ていますが、内容はともかく結構お洒落な映画で、
(団塊の方々には親しみ深い作品のようですが) あの主題歌だけは、私も好きです♪

そういえばこの作品も一種 お洒落で、音楽が(ギターの音など)凄く良かったですネ・・・
作品数が少ないけど、そんな感じが特徴なのかもしれませんね?
(序盤は本当に怖かったです!)

メキシコ人の言葉が英語になっていた事や、
最終盤の戦いがうまくいきすぎる事など、厳しい方からは文句もあるかもしれませんが、
私的には気にならない程度でした。



勝負の行方・・・ (以下、未見の方はご注意ください☆)

5:ジョアンとドクとの勝負は、(一般的に)いつの世も決まっているので、書くだけ野暮です(笑)。

6:ジョアンとブルーとの勝負、これは異論もあるかもしれませんが、
  ジョアンの負けですね、出会いから一目ぼれですよ☆

3:ジェスとブルー(またはジョアン)との勝負
  まぁ、ジョアンはジェスでも仕方ないか?と思っていたくらいで好きではなかったので(友人程度)
  最初から勝負は ついていましたし、

  ブルーは殺せたのに殺さなかったのが、誰の目にも明らか、ブルーの勝ち
  でも、ジェスにも、きっといつか可愛い言う事をきく妻ができる事でしょう!

4:村の一般人たちとブルーとの勝負
  これも分かりやすい方で、ブルーの“人となり”が、最終的には勝ったのでしょう。

2:オルテガ一味とアメリカの開拓者たち(村人)との勝負は
  (時代的に)国同士の戦いにはケリがついていたという事でしたが、
  やっぱり根底には「国同士」の戦いを引きずっていたのでしょうね・・・

  盗賊団は良くないし、村人たちもただ黙ってやられるわけではないけど、
  1勝1敗、映画の中で最後は盗賊団の全滅に近い形でしたが、

  この勝負は、実は(色々な意味で)21世紀に入ってもケリはついていない
  というのが、正しいのではないでしょうか?

1:オルテガとブルーとの勝負
  この事が、大まかなあらすじに書いてあった事です。
  もともとを考えると、実の両親が (せめて母親だけでも生き抜いてほしかった)
  『そういう死に方』をしたのがダメなので、この子は強く生きて凄いけど、
  どうしてもアイデンティティーを形成しにくいままだったのでしょう・・・。

  それに対し、盗賊団のボスですが、女性が何人いるかも分からない、息子も大勢、
  でも、他人のこの子が一番賢くて好き・・・
  長年(多分20年以上)育てて、我が子同然・・・
  
  だからと言って血を分けた息子を殺したのに、あんなに愛せるかなぁ? 
  連れに来た時、素手の勝負で、結局プライドずたずたにされて、
  最終盤でも彼の胸で息絶えて・・・

  まぁ一般的に、普通の場合は親子とは親の負けに決まっていますけど、
  この場合は・・・難しいですネ・・・愛しているのだろうから・・・でも殺せたし・・・
 
  この映画は事実を元にしてはいないのですが、もしかしたら長い西部の歴史のどこかで
  こういう事は あったのかもしれませんね???
  勝負付かず、という事でしょう。



本当にこの企画に合う、
そして、それだけでなく私的に凄く良い作品でした☆

私が選んだのではなく、作品の方が見る時期を選んでくれた
(映画の神様が教えてくれた)
いつもながら・・・サンキュー!!!です☆


(超珍しく、午後に見たのに全然眠たくなくって、一気に見てしまいました♪)




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comment

盛りだくさんでしたね!

  1. 2015/09/19(土) 11:54:32 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
本当にたくさんの「勝負」が描かれた作品だったんですね~。
大したコメントができなくて申し訳ないし、miriさんの書かれている事がわからないのが悔しいです!

>この勝負は、実は(色々な意味で)21世紀に入ってもケリはついていない、というのが、正しいのではないでしょうか?

何気に深い作品なんですね。アメリカという国の歴史について考えさせられそうです。

勝負がついたものだけでなく、引き分けや今も続いているものなど、これ1本で今回の企画は網羅できたかも!
映画の神様の計らいは、今回も冴え渡ってますね。さすがmiriさん。
今回もご参加ありがとうございました♪

宵乃さん、こんばんは☆

  1. 2015/09/20(日) 02:53:45 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 本当にたくさんの「勝負」が描かれた作品だったんですね~。

そうなんですよ~! 驚きました!

> 大したコメントができなくて申し訳ないし、miriさんの書かれている事がわからないのが悔しいです!

いえいえ・・・実は宵乃さんが鑑賞されたときも録画したのですが、
見ずに削除したので、今回こそはと思い8月のオンエアを保存してあったのです。。。

私も「駅馬車」の詳細が分からなかったので、お互い様ですよ♪
その点「白鯨」はタイミングが合って良かったですネ☆
今後もずれたり、一緒になったり、それぞれ、そしてご一緒に、楽しみましょうネ~!

> 何気に深い作品なんですね。アメリカという国の歴史について考えさせられそうです。

まぁ私の勝手な考えですが、密入国や、麻薬のこと、
でも、お互い寄りかかって、離れられない・・・陸続きの隣国を持たない
我が国ではちょっと分かり辛い関係性があるように思いました。。。

> 勝負がついたものだけでなく、引き分けや今も続いているものなど、これ1本で今回の企画は網羅できたかも!

ハイ、そうなんですよ~! 
これ1本でいくつもの「勝負」!
もう本当に堪能いたしました!
見る作品を迷っている人には、断然お薦めしたいような作品です☆(褒め過ぎ?)

> 映画の神様の計らいは、今回も冴え渡ってますね。さすがmiriさん。

いえいえ私が冴え渡っているのではなく、映画の神様に身を任せきっています(笑)。
この機会がなければ、この映画、果たして今回も見られたかどうか?自信ないです(笑)。

> 今回もご参加ありがとうございました♪

コメント周り等、いつも有難うございます☆
お疲れ様です~♪

追伸:
「コロンボ」ですが、大昔に初見した4本全部再見しましたが
あれは勝負にはならない・・・感じですネ・・・

何というか最初から(理由はあるけど)決めてかかるのでね~
ちょっと飽きてしまいました(笑)。

続けて見るのに適したシリーズではないですネ(笑)。
あと数本、初見作品を録ってはあるのですが、ちょっと間を開けて見ようと思います☆


 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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