映画鑑賞の記録

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5-828  カトリーヌ

  1. 2015/07/18(土) 23:00:00_
  2. ジャン・ルノワール
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UNE VIE SANS JOIE  (カトリーヌ)  1924年・フランス



カトリーヌ




 
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2015年7月18日(土)  セルDVD

監督 ジャンルノワール / アルベール・デュードネ
主演 カトリーヌ・エスラン

感想
84分のサイレントで、内容は現在では陳腐と思われる大したことないモノですが、
一応90年前と考えると、こういうお話はあったとは思いますが、
技術的な事も含めて、けっこう良い作品だったようには思いました。

ただ、今まで見たルノワール監督作品の中ではいまひとつかも?
当時の奥さんを売りだすための作品だったとかで、
アップも多いし(美人とはとても・・・) 投げやりな感じのところもあるし、
でもハッとするようなところもあったし、

調べたら、他の人も演出していたらしくて、
今となっては、誰がどこからどこまで演出したのか?とか
全然分からないらしく、仕方ないかな~?って感じでした。
まぁ一応、ルノワール作品という事で・・・。


この映画の一番良かったところは「音楽」で、
サイレントの音楽とはこういうモノだと
教科書的な感じさえ受けました。



哀しみのシーン、喜びのシーン、自然と主人公の目線で
このお話を見てゆけそうです。

説明の字幕で一番良かったのは、コソ泥二人が
人間が乗っているとは知らずに悪戯で市電を動かしてしまうシーンで、
崖に向かう事が分かった瞬間 「カトリーヌは自分の運命を受け入れた」 と出る
他の部分とは違い、女優に重ねて写す、あの部分でした☆

猛スピードで走る市電・・・遅いのでは?と思いつつ、
90年前のこの撮影、電車の中から、外側を、ある程度の技術がなければ難しいですよね?

でも最後の方は結局崖に真っ逆さまとはならず、
ゆっくりの動きに変わり、救出できる・・・遅さになっていました(笑)。

あの二人がそこで再会するのも何とも・・・笑
フランス映画らしくないですが、
まぁ本当のラストが「ぼくのエリ 200歳の少女」的で?(箱には入ってないですよ・笑)

ファンタジーになってしまったような、
あの逃避行は、フランス映画らしかったです☆



まぁたまにはサイレントも見てゆかないと・・・あと1本あるので来月に見ます。
この作品は「女優ナナ」のような秀作ではなかったけど、
何もかも見たことあるようなシーンの連続だけど、


それでも見やすく分かりやすく、
90年前の撮影風景なんかを想像できる・・・
そんな作品で、やっと見られて嬉しかったです☆





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