映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(2-324)  ゾラの生涯  (2回目)

  1. 2015/06/10(水) 23:30:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:3
The Life of Emile Zola  (ゾラの生涯)  1937年・アメリカ (2回目)



ゾラの生涯




 
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2015年6月10日(水)  初見時のBS2(アナログ)を録画したDVDを見ました。

監督 ウィリアム・ディターレ
主演 ポール・ムニ (ゾラ役) / ジョセフ・シルドクラウト (ドレフュス役)



感想の前に

初見は2009年6月、ちょうど6年前、当時は何を見ても物珍しく、
良い作品もそうではない作品も、大袈裟に受け止めて大感激していた頃です。
随分前(1年くらい前?)から、再見したかったのですが、やっとできました。
再見する前の数日間は、ゾラの生涯、ゾラの生涯って聞こえてきて、焦りました(笑)。



感想

この作品はオスカー作品賞と助演男優賞をとっているのですが、
初見時と同じに、私的には英語を喋りまくるエミール・ゾラがどうにもこうにも・・・笑。

何ででしょうね~? 最近では気にならない作品もけっこうあるのですが・・・
やっぱ最初のシーンのパリの屋根裏部屋というのが、
多くのフランス映画で見ていた シュチュエーションに似ていたのと、
セザンヌまで英語ペラペラで、なんというか、白けるんですよね~笑。

でも、やっぱり、今回も、その事以外は、ほぼ満点、良かったです。
史実にまぁまぁ忠実だと思うので・・・

ゾラの生涯と言っても、4分の3くらいの時間を「ドレフュス事件」に使っていて、
ゾラの生涯の中のドレフュスさんとの関わりについての映画、という感じでしょうか?



その他の時間のうちの
序盤からナナに出逢って、その人の事を書いて売れっ子作家になった事までは
本当にすっ飛ばしで、さっきまで食うや食わずだったのにね~?と笑えましたが、
ナナさんが怒っていなくて良かったです。(「女優ナナ」持っているんですけど、未見で・・・汗)

あとは奥さんとの穏やかな時間や、友人たちとの触れ合い、特にセザンヌは
売れっ子になったゾラに苦言もちゃんと言えて死の間際もこころ触れ合って
ホントに、絵にかいたような、画家と作家の共同貧しい生活が、あのパリの屋根裏部屋で
青春だったんだな~と、納得でした☆

最後の最後に、ゾラのお葬式でも、長年の友人のフランスさんの演説が
そこに来ていた人達と同じように聞けて良かったです♪



さて、ドレフュス事件の事ですが、今回つくづく思った事は、本当にこんな事が
フランスで起きたんだよね?と・・・調べたらやはりその点が重要で、
この事件の処理の後、本当に自由平等博愛の精神を今に貫く国になったそうです。

ドレフュスさんご自身と奥さん、お子様方も頑張ったよね・・・凄いです。
群衆たちの右見ていたのが急に左向くのも怖かったけど
群衆とは そういうモノだしね・・・仕方ないね・・・。

関わりを避けていたゾラの急変や
裁判での演説がキレイごとのようにも思わないでもなかったけど
このヒトは辛酸を舐めてきているから信じられるよね・・・

ただこの映画の作りとして貧しい時間が短かったので信じにくいような気もしたけど
あの言葉
「死んだ後にも思想が残れば良い」 やっぱ作家だよね!

主演俳優さん、上手でした。けっこうな俳優さんのようです。
ドレフュスさん役の俳優さんもうまくて、助演男優賞だものね・・・
悪魔島で解放されたときの行動が、パピヨンとはまた違った感じで
胸を強く打ちました。


報われず歴史に埋もれた冤罪事件も多かったと思うけど、
この事件に関しては時間がかかったけど、ゾラの命を縮めたけど、
それでも解き明かされて素晴らしかったです。



この映画、78年前の作品でアナログでしたが、けっこう見やすかったです。
もう78年も経っているんだから、そろそろフランス自身でゾラの生涯を
本当に生涯と言える作品を作ってほしいな~とか思いました♪

ハイ、良い作品でした、次からは殿堂入りです☆




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comment

管理人のみ閲覧できます

  1. 2015/06/21(日) 10:12:33 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

こんにちは!

  1. 2015/06/21(日) 13:38:46 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
>再見する前の数日間は、ゾラの生涯、ゾラの生涯って聞こえてきて、焦りました(笑)

映画の神様のお導きですね~。観る映画で迷わなくていいかも(笑)

>ゾラの生涯と言っても、4分の3くらいの時間を「ドレフュス事件」に使っていて、ゾラの生涯の中のドレフュスさんとの関わりについての映画、という感じでしょうか?

そうだったんですか。もうすっかり忘れてます。
miriさんの仰るとおり、フランスで”生涯”と言える作品が作られるといいですね。

>ドレフュスさんご自身と奥さん、お子様方も頑張ったよね・・・凄いです。
>群衆たちの右見ていたのが急に左向くのも怖かったけど

ここはなんとなく覚えてます。またオンエアがあったら見たいなぁ。主演俳優が自分のイラストしか思い浮かばないので(笑)、本物のお顔と素晴らしい演技をいつか確認したいです。
良い再見になってよかったですね♪

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2015/06/21(日) 15:00:16 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 映画の神様のお導きですね~。観る映画で迷わなくていいかも(笑)

いや~時々あるんですよ~!
宵乃さんはないですか???
実は今週ある映画を再見しようと思っているのですが
それもここのところ、耳の奥から・・・笑。

> そうだったんですか。もうすっかり忘れてます。

そうですね~6年も経ったのですし、生活にはあまり関係のない方ですしね・笑。

> miriさんの仰るとおり、フランスで”生涯”と言える作品が作られるといいですね。

フランス映画界にはあまり期待できないけど、
フランス語をしゃべる人間に演じさせたいです☆

> ここはなんとなく覚えてます。またオンエアがあったら見たいなぁ。主演俳優が自分のイラストしか思い浮かばないので(笑)、本物のお顔と素晴らしい演技をいつか確認したいです。

宵乃さんのイラスト凄いですよ~! あのまんまです!
ゾラさん本人とはちょっと違いますけど、あの俳優さんそのものです☆
演技は良いと思いますよ~! 
助演の方と二人、是非、再放送があればご鑑賞くださいね~!!!

> 良い再見になってよかったですね♪

有難うございます☆ 
2年半くらい気になっていたので、本当にさっぱりしました。
この次の記事の映画も(初見)この映画のお陰で見られました。
そちらも2年ほど温めて・・・笑。
その映画の為にこの記事が遅れました。
お付き合い頂いて本当に有難うございました~!


*************************


あ、「おとなのけんか」ですが、仰るように最初の方で
自分の見るべきものではないと分かったんですが、
わざわざジョディを見たくてレンタルしたので、意地にも見てしまったのです。
お恥ずかしい・・・笑。


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miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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