映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-790  赤線地帯

  1. 2015/06/02(火) 23:00:00_
  2. 溝口健二
  3. _ comment:0
赤線地帯  1956年・日本



赤線地帯




 
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2015年6月2日(火)  BS3

監督 溝口健二 (ご遺作)
主演 う~ん、最後に得をしたあの女でしょうね~?

感想
なんだか知らないけど、最近この監督ばっかり毎月1本くらいずつオンエアして
数年前はおずっちだったし、NHKって公共放送なんだから そういう事やめて、
ランダムに、いろんな監督の作品をオンエアしなさいよ~!


この映画は以前にBS民放でのオンエアを
録画しなかった作品で気になっていたので、
見られて良かったです☆



録画しなかったのは、あまりにもハッキリとしたそのタイトルでちょっと怖かったのですが、
ここ数年で「廓育ち」と「サチコの幸」を再見したので、今回は怖くなく、フツーに見られました。

まぁ、そういうことで、上記の2本もこの映画も、映画として分かりやすく
その場所に居る女性は、数タイプに分けて作られるようで、
なかなか似ている設定で、でも多分、そういう事実があったんでしょうね~~~。

少し前に あるトーク番組に 若尾文子大先生が出ていて、この作品の
あるシーンに監督のOKがなかなか貰えなかったと言っていたので、
その部分も見たのですが、何の変哲もないシーンでちょっとガックリ?

その他・三益愛子大先生や京マチ子大先生、木暮美千代大先生の、
それぞれの役柄のキャラと、時代を反映した、背負ったモノの数々・・・
本当にこういう人達はいたのだという説得力のある演技と演出でした。


進藤英太郎のおっちゃんが、だんだん
私の知っている感じになっていて
今年は「近松物語」と「山椒大夫」とこの作品で、
もうお腹いっぱいです(笑)。


ご遺作にするつもりで撮ったわけではないでしょうけど、まぁまぁの作品になっていました。
ラストシーン、良かったですネ・・・あと少しでこの商売ができなくなる
先細りの町と女たち・・・

でもひと言だけ言いたい、人を騙して、殺されかけて、
お金一杯で、自分だけ幸せになんかなれないんだよ、
今生で償えなきゃ、次があるんだよ、ばーか!


この映画は、特に、音楽が良かったです♪
非常に変わった音楽でしたね・・・
あのつま弾くような音で語っているようで



「近松物語」と同じではないけど、それに通じる・・・そして現代的(撮影当時)だと思いました。
黛敏郎さん、誰でも知っている巨匠の若かりし頃の大傑作でしたね♪

溝口監督の映画は、話が分かりやすくて、見やすいですネ・・・
残酷な事も、サーッと映して、悲しくても納得できるから
やっぱり巨匠なんでしょうね~♪


今頃出会えて、何本も見られて、さいわいです、感謝です☆




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