映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-360  欲望のあいまいな対象 

  1. 2014/06/01(日) 23:00:00_
  2. ルイス・ブニュエル
  3. _ comment:0
CET OBSCUR OBJET DU DESIR  (欲望のあいまいな対象)  1977年・仏/西



欲望のあいまいな対象
↑細い子です




 
.


2014年6月1(日)  レンタルDVD

監督 ルイス・ブニュエル (ご遺作)
主演 フェルナンド・レイ

感想
これは全く凄い映画でした。
監督のご遺作とのことですが、
77歳で(現代の77歳ではなく、37年前の77歳です! 亡くなられたのは83歳です)
このような映画を作られる、このパワー!!!
もう、すごいとしか言いようがない!!!

以下、未見の方はご注意くださいませ~!



*****************************



見ていて、しばらくして、顔が違う??? 誰この女の子???
それでどうにもこうにも分からなくなったので、ネットで見ちゃいました(笑)

一人二役なら何回も見ているし、
同一人物の子供時代とか老後とかの何人かでの一人役は見た事ありますが、


何これ~???
二人一役~???
 

(後で考えたら、ヒース君他界後の「Dr.パルナサスの鏡」がありましたが、ちょっと意味が違うし)


多分、細い方の女性と、ちょっとグラマーな方の女性とで、
男性から見ての女性のタイプが違うのでしょうけど、
私から見ると、
同じシーンにさえ二人を使い分ける、その演出の意図を知りたいと思ったり、
そんなことはどうでも良いから、酔えば良いのかな~?って思ったり・・・。

そして一番すごいと思ったのは、
この映画は、「テロ」に重きを置いて、序盤から順番に少しずつ主人公に近づけて、
そういう映画だと思わずに油断していたところ、最後の最後に
ドッカーン!!のまっ黒けな炎の立ち上ること!!!

そう、この映画は、男女の事も描いてはいるけど、
それに目を向けていると、ビックリしますよ~(笑)。


この監督さんのことはよく知らないけど、
きっとそういう「テロ」関係に思う所があるのではないでしょうか?

ちょっと前に「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」を見て、
表面に描いている以上に意味の深い、映画的な素晴らしい映画だと思ってはいましたが、
今回この作品を見て、もうぶっ飛んでしまった、という感じです☆

その他、ヨーロッパの列車の旅、話を聞く人のいろいろ、登場人物のいろいろ、
彼女の正体は果たして??? (私は今も処女よ、というあのセリフ!!!)
また母親は、一体???

水かけ合った再会後の、人々に隠した姿と
台詞のない(フランス語の読唇術の出来る人には分かるのかな?)
あの数分間の意味を、もっと分かるようになりたいな~!!!

見終わってから最初に戻して、二人一役をサーッと見たけど、
細い子がグラマーさんになるところは結構分かりますよね?
二人の関係が数か月間途切れると、何故かいつも細い子になっているのよね?
と思いつつ、ラストシーンはそれまでそのシークエンスに使っていた細い子ではなく
グラマーさんになっていたのも、不思議です☆

「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」
(ただし「影の中の散歩」の付いているソフト)と共に
この作品も買って、傍に置いて、
よくよく見直してみたいと思いました♪





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