映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-207  ヒトラー ~最期の12日間~

  1. 2014/02/03(月) 23:00:00_
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Der Untergang  (ヒトラー ~最期の12日間~)  2004年・ドイツ



ヒトラー 最期の12日間




 
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2014年2月3日(月)  FOXムービープレミアム

監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
主演 ブルーノ・ガンツ  (アドルフ・ヒトラー 役)

感想
主演をガンツさんと書いたのは、無理もないけど、
私的には、ベッケルス夫人を演じた
コリンナ・ハルフォーフという女優さんが主演ですね~(笑)。

ベッケルスさんの奥さんの話の前にいくつか簡単に・・・

1・ガンツさんそっくりで怖いくらい
多分、ヒトラー知っているヒトが見ても納得では?
あぁいう感じの人物だったように思います。

2・淡々と進む、この断末魔の世界、
日本軍と日本国民は本当はどうだったのかな?
ドイツ軍と、ドイツの市民(の、中でも、殺しあいしているし)
特にあの少年少女たち・・・
地下要塞の(国のトップの)人々、一人ひとりのこころと行動・・・

3・市民がどんどん殺されることや、
病院の血まみれの外科の教授、
苦虫かみつぶした内科の教授、それぞれに、もうほぼロボット

4・この原作者の秘書の女性役ですが、キレイな女優さんで(笑)
男の子が手をとってくれて、マジ良かったね♪
・・・でも、なんとなく(もちろん読んではいないけど印象として)
その本は、中立な感じは しないと思いましたが、

エンドロール内でのインタビューで、自分には関係ないと思っていたことが
あの白バラのゾフィー・ショルの名前で気付けたと言っていたので、
まぁこのヒトを責めることは、私には出来ないと思いました。

5・ヒトラーが死んだ後も、延々と何十分も続くこの映画、
もちろんそれが当たり前のことなんだから、
邦題はかなり悪いと思いました。

6・ここから始まる・・・
「ドイツ零年」を思うのは、私だけではないと思いました。
(やっぱ、ヤンキーの入ったところと、ソ連軍の入ったところは
 違うんじゃないかな~?なんて思いました)



******************************



以下、かなり酷い事も書いてあるので、
お気を付け下さいませ。。。



それで「ナチズムのない世界で子育てはできない」ゲッペルス夫人ですが、
可愛いわが子6人に、まずは睡眠薬を飲ませて、
ぐっすりと眠った頃あいを見計らって、
母親の手で、自分の手で、一人ずつ、着実に、青酸を含ませて、こと切れたのを確認する・・・
(このあたりの描写、ご丁寧に一人ずつ・・・見ていられません)

彼女は「狂って」いたのでしょうか?

一番上の女児は何かおかしいと気付き睡眠薬を飲むときにかなり抵抗しました。
でも、他の小さい子たちは、何の疑いも持たずに飲みました。
それは、彼女が、いつも本当に良いお母さんだったからではないでしょうか?

原作者の項でも書きましたが、これらの人々を
責めたり論じたりすることは、私にはできません。
あの時、ゲルマン民族として、そこに生きていたら?
非ゲルマン人としていたら?
いえいえ、あと五十年早く、我が国に生まれていたら???

あのゲッぺルス夫人を演じた女優さんは、すっごく うまかった☆
ヒトラーに最期の最期まで、生きて欲しいと駄々こねて
男性なら出来ないことをした・・・それは、それは、ただひとつ

「ナチズムの世界で子育てをしたかった」

それだけ なんだろうな~と思いました。
彼女をそういう母親にしたのは、やはり狂気ですが、

母親とは、その時代に合わせて、我が子に、
その時代で、健康に、幸せに、成長して欲しい・・・
そう思うだけのモノなのだな~とつくづく・しみじみ思います。

私には、彼女を、怖いとか、ダメな母親とか、
責めたり、くさしたりすることは、絶対にできません。



「平和時なら普通の良き母親」を「狂気」に駆り立てる・・・
戦争は、絶対に してはいけません。
それがこの映画を見て一番強く思った事です。





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comment

  1. 2014/02/12(水) 13:48:10 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
こんにちは!
この作品、ほとんど覚えてませんが、なんだかすごくて、とても疲れる作品だったという印象です。

>ガンツさんそっくりで怖いくらい

ですよね~。晩年の彼の姿は観た事ないと思いますが、きっとこういう感じだったんだろうと納得できました。
彼と秘書さんくらいしか覚えてません。

>「ナチズムのない世界で子育てはできない」ゲッペルス夫人

夫人の事はわすれてしまいましたが、なんとなくそのシーンは覚えてます。絶句というか、ただただ悲しかった…。
”戦争は、絶対に してはいけません。”これに尽きますね。

宵乃さん、こんばんは☆

  1. 2014/02/12(水) 19:02:58 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> この作品、ほとんど覚えてませんが、なんだかすごくて、とても疲れる作品だったという印象です。

ハイ、仰るとおりでした(笑)。

> >ガンツさんそっくりで怖いくらい
> ですよね~。晩年の彼の姿は観た事ないと思いますが、きっとこういう感じだったんだろうと納得できました。

ハイ、側近以外知らなかったと思うので、
きっとこういう感じだったんだろうな~と、世界中に納得させる演技でした☆

> 彼と秘書さんくらいしか覚えてません。

まぁ、長いし、あんまりお薦めしませんが、
機会があれば再見も良いかも~(笑)?

> 夫人の事はわすれてしまいましたが、なんとなくそのシーンは覚えてます。絶句というか、ただただ悲しかった…。

いや~宵乃さん的にはプッツンなシーンだったように思いますが・・・
悲しいというよりも、腹が立つ人の方が多いように思います☆

> ”戦争は、絶対に してはいけません。”これに尽きますね。

ハイ、そう思います!
でも、ドイツでは、ヒトラーの事、嫌いではないヒトが
まだまだ(少数ながら)いるようで、困ったもんですね~。

ガンツさんですが、先日、あるクラシック番組で、
劇音楽というので、出演なさっていました。
オペラよりも音楽が主で、とっても情感こもっていて、
あぁ名優!と思いました☆

私的には「ベルリン・天使の詩」よりも「永遠と一日」の方が
こころに残っていますが、
このヒトラー役は、別の意味で、もう、全然迫力で残りそうです。


.

  1. 2014/02/12(水) 21:01:29 |
  2. URL |
  3. take51
  4. [ 編集 ]
こんばんは!!
僕もこの映画は印象に残ってます。
自分の記事を探しましたが、見つからずで・・(^▽^;)

>1・ガンツさんそっくりで怖いくらい
恐ろしく似てますよね!伝記物の映画は上手に
似せてますが、この映画は特に思いました!!
バルトの楽園の時と違うイメージだったことも覚えてます!!

>彼女は「狂って」いたのでしょうか?
ですよね、、、あの時代に生きていたら自分も
どんな考えをしていたか・・。

戦争が無ければ普通に子供の成長させ
幸せな家庭だったと思うと、胸が苦しくなります。
あそこまでリアルに演じると、その悲惨さは嫌でも伝わります。

色んな意味で凄い映画だったと思いました。。

take51さん、こんにちは☆

  1. 2014/02/13(木) 12:52:41 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 僕もこの映画は印象に残ってます。
> 自分の記事を探しましたが、見つからずで・・(^▽^;)

印象に残りますよね~!
万一再見なさったら、是非、記事をお待ちしています(笑)。

> 恐ろしく似てますよね!伝記物の映画は上手に
> 似せてますが、この映画は特に思いました!!

えぇ、本人を知らないのに、きっとこういう人間だったんだろうと、
世界中に教えてくれましたよね~(笑)。

> バルトの楽園の時と違うイメージだったことも覚えてます!!

そういえば、あの将軍の役柄もこの俳優さんでしたね!
うっかりしていました!
そうそう、全然イメージ違いますよね~☆

> ですよね、、、あの時代に生きていたら自分も
> どんな考えをしていたか・・。

真面目なtake51さんは、結構幹部になっていたりして?

> 戦争が無ければ普通に子供の成長させ
> 幸せな家庭だったと思うと、胸が苦しくなります。
> あそこまでリアルに演じると、その悲惨さは嫌でも伝わります。

ハイ、あのこと切れるのを描写するのがね~いやはや全く・・・。

> 色んな意味で凄い映画だったと思いました。。

ハイ、そう思います!

ところで、以前のクリーナーよりも酷い製品があってビックリですね!
ルアーに使って、ピカピカにして下さいね☆
それにしても、何というか、買った方の責任みたいな
ネットの買い物は、やっぱり怖いですね!


.

  1. 2014/02/13(木) 19:44:41 |
  2. URL |
  3. take51
  4. [ 編集 ]
>真面目なtake51さんは、結構幹部になっていたりして?

 ゲゲゲっ、想像しただけで悍ましいですね(笑)
 確かに変に真面目なところがありますので、
 信じてひどいことをするのかもしれません。

 けど、自分で言うのもなんですけど、
 僕は優しいと 思ってますので出来ないと信じます(笑)

>ところで、以前のクリーナーよりも酷い製品があってビックリですね!

いや、これは本当に酷いですよ・・
実はこの商品、今発売のとあるオーディオ雑誌に付録つきで
書店に並んでます。

そして商品の開発者による使い方の説明と
評論家の絶賛の記事で紹介をされており、しかも2014アクセサリー銘機賞
なんて受賞しています。僕はこの本を読んで使いたくなった一人です。

僕のコメント欄に貼って頂いているリンク先に書かれていることが
本当なら、使用機器はほとんど駄目になってしまいます。
友達の指摘が無ければ大事な機械をお陀仏にしてる可能性が
高かったんです。悍ましい・・←ちょっと気に入ったです(笑)

自分のブログで派手に批判はしないつもりですが、
メーカーさんに問い合わせはしてみたいと思ってます。
酷いでしょ??(^_^;)

take51さん、こんにちは☆

  1. 2014/02/14(金) 13:13:02 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

>  ゲゲゲっ、想像しただけで悍ましいですね(笑)
>  確かに変に真面目なところがありますので、
>  信じてひどいことをするのかもしれません。
>  けど、自分で言うのもなんですけど、
>  僕は優しいと 思ってますので出来ないと信じます(笑)

・・・take51さんのように、真面目に一所懸命なさる
優しい夫であり父である方々こそが、
「洗脳」されると、それが一番正しいと信じ・・・

当時、普通のパン屋さんや郵便配達員さん、誰でも良いけど
皆、みんな、良かれと思って、おぞましい事をしていたのでしょうね~
本当に恐ろしい事です。

> >ところで、以前のクリーナーよりも酷い製品があってビックリですね!
> いや、これは本当に酷いですよ・・
> 実はこの商品、今発売のとあるオーディオ雑誌に付録つきで
> 書店に並んでます。
> そして商品の開発者による使い方の説明と
> 評論家の絶賛の記事で紹介をされており、しかも2014アクセサリー銘機賞
> なんて受賞しています。僕はこの本を読んで使いたくなった一人です。

・・・お金儲け(だけをしたいという、おぞましい心)が、
どれほど恐ろしい事かが、分かりますよね・・・。

> 僕のコメント欄に貼って頂いているリンク先に書かれていることが
> 本当なら、使用機器はほとんど駄目になってしまいます。
> 友達の指摘が無ければ大事な機械をお陀仏にしてる可能性が
> 高かったんです。悍ましい・・←ちょっと気に入ったです(笑)
> 自分のブログで派手に批判はしないつもりですが、
> メーカーさんに問い合わせはしてみたいと思ってます。
> 酷いでしょ??(^_^;)

本当にひどくて、おぞましいです。
(初めて、その文字を知りました(笑))

でも、考えようによっては、take51さんが、良い人だからこそ、
良いお友達がいて、事前に教えてもらえたので、
喜ぶことのような気もします。

本当に素晴らしいお友達をお持ちで、
take51さんご自身も、本当に良いお人柄で、
私もとっても嬉しいです!

メーカーさんにはお問い合わせなさた方が
良いように思います!


.

再見しました!

  1. 2016/11/06(日) 12:06:31 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
やはりゲッペルス夫人のくだりが一番強烈ですよね。
とくに怒りは湧いてこなかったです。価値観が壊されてしまった人たちの哀れさと、それを簡単に壊せてしまう戦争の恐ろしさをヒシヒシ感じました。
爆撃を受けて振動や音が伝わってくる地下で、現実から目を反らして歌い踊り酒を飲む人たちの様子が、ホントもう驕れる者久しからずという感じで…。
あの時代あの国に居たら、自分もどうなっていたかわからないと思わせる作品でした。

Re: 再見しました!

  1. 2016/11/06(日) 13:05:01 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんにちは☆

再見なさったのですネ・・・お疲れ様でした(ペコリ)。

> やはりゲッペルス夫人のくだりが一番強烈ですよね。

ハイ、強烈です!

> とくに怒りは湧いてこなかったです。価値観が壊されてしまった人たちの哀れさと、それを簡単に壊せてしまう戦争の恐ろしさをヒシヒシ感じました。

他のエピソードはぼやけているのに、
このエピソードだけは、しっかりと詳細を、
まぶたの裏で再現できるくらい覚えています(泣)。

価値観、ってやっぱりその場その場で
変わらないと思っても、変わるんでしょうネ。。。

> 爆撃を受けて振動や音が伝わってくる地下で、現実から目を反らして歌い踊り酒を飲む人たちの様子が、ホントもう驕れる者久しからずという感じで…。

末期のドイツ軍人幹部は、あれこれの映画で
その愚かさが詳細に描かれていますよね~。
(小物で殺されなかった、傍に居た)ハッキリと覚えていた人が多かったんだと思います。

> あの時代あの国に居たら、自分もどうなっていたかわからないと思わせる作品でした。

はい、私は確実に流れやすい方へ流れるので、ゲッペルス夫人のような
そういう女になっていたと思えますし、
ユダヤ人だったら・・・とかも考えさせられた作品でしたね~!

宵乃さんの記事には、ポワロさんを見てからお邪魔いたしますね~♪


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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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